植え付け後の管理

☆水やりのポイント

 

・ひとことで言うと

一番枯らせやすいポイントが、水やりです。

基本的には、表面が乾いたらたっぷりやり、夏は夕方水やりすればOKです。

でも、トマトやブドウなどは乾燥を好みます。

 

サボテンに毎日水をやったら腐るように、水が好きな植物とそうでない植物があります。

例えばニンニクは元田んぼの畑のような水浸しの所でも育ちます。

 

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野菜は、実は世界各地で自生していたものを、日本に持ってきて栽培しています。

その為元々生えていた国の気候を好みます。

おおまかに育て方を想像するのに役立ちます。


中国は暑さや寒さに強いが、湿気に弱い
はくさい
大豆
ねぎ

 

インドは高温を好む野菜
キュウリ
なす
サトイモ

 

中央アジアは涼しい気候を好む
大根
にんじん
たまねぎ
からし

 

近東は暑さや乾燥に強い
メロン
すいか
モロヘイヤ

 

地中海は、年中安定した降水量(地中海でもそういう所がある)があって、気温が極端ではない
キャベツ
アスパラガス
セロリ

 

南メキシコ・中央アメリカは強い光で乾燥に強い。湿度が高いと病気になる
インゲン
トウガラシ
トウモロコシ

 

南米は強い光を好み、日当たりの良いところで育ち、比較的乾燥に強い
トマト
じゃがいも
いちご
らっかせい

 

・水はどれ位やればいいか

 

さらに同じ地域でも植物によって水の好みがあって、作物別だとこんな風になります。

 

・比較的水をやっても大丈夫

みつば

さといも

ふき

セロリ

たまねぎ

なす

 

・水をやりすぎるのはNG

さつまいも

ごぼう

だいこん

ねぎ類

かぼちゃ

うり

ほうれんそう

 

・乾燥に強い

トマト

ブドウ

(あまり水をやり過ぎると、果実が割れます。)

 

追肥のタイミングについて

 

肥料を育てている途中で足す事を、追肥(ついひ)といいます。

追肥のタイミングは、植物によってまちまちですが、春や夏といった生育が旺盛な時に行います。